ホメオパシー
ホメオパシー医療としても知られるホメオパシーは200年以上前にドイツで確立された医療体系です。
補完・代替医療(CAM)として世界保健機関(WHO)が認めており、現在世界の80ヶ国以上で用いられ、発祥国のドイツでは家庭医全体の75%がホメオパシー薬(レメディ)を処方しております。日本で例えると漢方のような存在です。
ホメオパシーは、本来、身体に備わっているといわれる自己治癒過程に働きかけ、病気の人が全体のバランスを取り戻し回復していくと考えられており、疾患や症状よりも病気の人、その“人”に焦点を当て、オーダーメイドの個別性と多様性を特徴とする全人的(ホリスティック)な医療です。
風邪をひいたとき、突然の恐怖やショック、不安に襲われたり、怪我をしたときなど、日常で起こる急性の症状にはホメオパシーのセルフケアがとても役立ちます。
このような悩みはありませんか?
急性的な痛みや症状がある | 慢性的な症状・病気を持っている | 長期間気になっている身体の違和感がある |
原因の分からない身体の痛み・不調・疲労感 | 妊娠中のため市販の薬は使いにくい | アレルギーの治療法を探している |
相談料
大人 | 7,000円~ | 45分~1時間程度 |
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子供 | 5,000円~ |
※電話・オンライン、救急でのご相談にも対応いたしております。料金は別途お問い合わせください。
※現金のみのお取り扱いです。
相談の流れ(ご来店の場合)
- 01
ご予約 - 02
ご来店 - 03
問診表の記入 - 04
カウンセリング - 05
レメディの選定
ホメオパシーのお薬「レメディ」について
レメディは、自然界に存在するものを用いて作られ、現在では3,000種類以上存在します。
その原材料の約65%が植物由来でそのほか動物、鉱物などです。
レメディの種類によっては、理論上、原料の分子がひとつも残っていないほど薄めているものもあり、なぜレメディが効くのか、科学的にはまだ解明されていません。
ただし、治療効果の科学的な検証については、世界で170以上の無作為対照試験や、多くの研究論文が報告されております。
現在、欧州や米国では、レメディが医薬品として認可されていますが、日本では医薬品として認可されていません。
安全性及び副作用的反応
レメディ自体は、安全であるといえます。
ただし、その使い方によっては危険となる場合もあります。特にアグラベーションとプルービングには注意が必要です。
アグラベーションとは“悪化”を意味し、通常、病気自体の悪化や、症状の悪化をいいます。
ホメオパシーでは、ホメオパシー薬を服用したときに一時的な症状の悪化である“治療的アグラベーション”が、慢性疾患に認められることがあります(頻度は10%以下)。これは自己治癒過程が始まった反応と考えられていますが、時に強い反応があったり長期化することもあります。
“治療的アグラベーション”は、通常、ホメオパシー薬服用後1週間以内にみられ、多くは2週間以内に治まり、その後改善へ向かいます。
一方、プルービングは、現在の症状でなく、病気と関係なく新しい症状が起こることで、ホメオパシー薬服用によってもたらされた反応です。
このとき、その新しい症状は、服用したホメオパシー薬の作用と考えられております。
頻度は非常に低いですが、プルービングは、もともと健康な人にホメオパシー薬を投与して起こる反応や症状を見る検査ですが、治療を目的としてホメオパシー薬を服用した患者にも起こす可能性があります。
病気に対する医学的な知識や臨床経験があって初めて、治療的アグラベーションやプルービングを、病気自体の悪化と識別することができます。
ホメオパシーのレメディは安全であっても、それを用いる治療者によって誤ったレメディを服用すると安全でないものになる可能性があります。